岐阜木材団地にて夏季訓練の実施しました

7月10日、岐阜県各務原市の岐阜木材団地にて夏季連合演習訓練(夏季訓練)を実施しました。夏季訓練は、各務原市消防団の全班が集まり実施する大規模な訓練です。
今回の訓練内容(那加地区)としては、林野火災を想定した消火活動訓練で、傾斜地に位置する岐阜木材団地の地形を利用しての、高低差のある長距離送水(約700m)。2ヶ所の水利から、それぞれ9台と4台の小型ポンプで中継し、ポンプ車に給水。ポンプ車より火点に放水を行いました。
複数台の小型ポンプを用いた中継は、担当するポンプの圧力調整をだけでなく、他のポンプの圧力調整が影響を及ぼすため、各担当がうまく調整する必要があります。過去には、上流側ポンプに過度の圧力で送られポンプが破損した経験もあります。
今回の訓練では、各担当の息が合い、安定した圧力での中継ができました。
今回の訓練で想定したような林野火災は起きないことが一番ですが、万一発生した際のために訓練を行い、備えておくことが重要と考えます。

長距離送水の様子。

1608-kakikunren3

他の小型ポンプの影響を考慮し一生懸命調整する班員。(0.4MPa送水指示)
1608-kakikunren1

1608-kakikunren2

訓練後、閉会式を行うため、駐車場に向かう消防車渋滞・・・

1608-kakikunren4