Q1)消防団はなぜ必要なんですか?消防署があればそれでよいのでは?

A1)消防署員の方の人数は限られています。その為、消防署の担当地区で1~2箇所の火災なら消防署員だけで対応可能です。しかし、「複数個所の火災」「大規模火災」「大地震などの自然災害」の際は、全く人数が足りません。そこで消防署員をバックアップする消防団が必要なのです。

 

Q2)消防団は対応可能な人がずっとやっていれば良いのでは?

A2)A1の「複数個所の火災」「大規模火災」までは、消防職員、消防団でカバーすべきと考えますが、「大地震などの自然災害」については、対応不能です。一人でも多くの方が消防団を経験し、「消防用機械・器具の使用方法」「AEDなどの応急処置の知識」などを習得することで、自然災害に強い街づくりにつながると考えます。

 

Q3)消防団なんて、めんどくさそう・・・

A3)確かに大変で面倒な点は否定できません。特に4~5月は消防操法大会に向けた訓練があり大変です。でも、大変だからこそ、何度も顔を合わせるからこそ、その後の反省会で打解け合い、仲間との絆ができると考えます。年齢も違う、会社も違う人と、友人になれるチャンスは中々無いのでは?と考えます。引越してきたばかりで知り合いがいないアナタ!地元出身で最近同級生と会っていないアナタ!そんなアナタこそ、消防団です。

 

Q4)サラリーマンで忙しいのですが・・・

A4)現役団員のほとんどはサラリーマンで、帰りが遅い団員も多いです。平日の行事(操法訓練・火災予防運動など)は20時や21時スタートなため、出席しやすいと考えます。また、公式行事は日曜日午前の場合が多いため、出席しやすいと考えます。
また、「消防団協力事業所表示制度」という制度もあり、サラリーマンが消防団活動に参加しやすい社会づくりが進められております。

 

Q5)日曜日の行事も多そうですが、家族との時間が・・・

A5)現役団員の半数は所帯持ちです。日曜日の行事は早朝に行い、朝8時頃に解散するなど、出来るだけ家族との時間に差し支えないような配慮がされています。

 

Q6)消防団に入団するといいことあるの?

A6)A3の「仲間ができます!」以外では、「ありがとね!消防団水防団応援事業所制度」という制度2014.8よりスタートしており、応援事業所として登録した店舗・企業(以下「登録店舗等」という。)が、県内の団員に対して、割引等のサービスの提供を行う制度です。

ほんの一例)
エディオン各務原店 店頭表示価格より 5%OFF
ガスト各務原 ドリンクバー無料
スポーツオーソリティ各務原店 現金支払いで10%OFF
AOKI各務原店 商品10%割引
オアシスパーク 大観覧車 一人650円→500円
*2017年06月現在。最新情報は岐阜県制度紹介ページ