瞑想の森にて秋季訓練を実施しました

11月12日、瞑想の森市営斎場にて各務原市消防団第1、2分団秋季訓練を実施しました。
今回の訓練内容としては、山林火災を想定した消火活動訓練で、瞑想の森の高低差を利用し自然水利から複数台の小型ポンプで中継する高低差のある長距離送水(高低差20m、総延長300m)を実施しました。
複数台の小型ポンプを用いた中継は、担当するポンプの圧力調整をだけでなく、他のポンプの圧力調整が影響を及ぼすため、各担当がうまく調整する必要があります。また、高低差は水の重量より10mで0.1MPa圧力低下が発生するため、そういった点を考慮し送水する必要があります。
今回の訓練では、各担当の息が合い、安定した圧力での中継ができました。
今回の訓練で想定したような山林火災は起きないことが一番ですが、万一発生した際のために訓練を行い、備えておくことが重要と考えます。

水利担当の長塚班。自然水利である池からの高低差があるため、吸管を2本つないで吸水しています。
1711-秋季訓練1

中継1台目の新加納班。吸水側・吐出側の圧力計のバランスを見ながらスロットル調整をしています。
1711-秋季訓練5

中継3台目の西市場班。長距離具合がわかる写真です。
1711-秋季訓練2

火点担当の新田班と山後班。ここからさらに山道を上がります。
1711-秋季訓練3

筒先担当の皆様、長時間の放水お疲れさまでした。
1711-秋季訓練4