各務原市総合運動公園にて夏季訓練の実施しました

7月9日、各務原市総合運動公園にて夏季総合演習(夏季訓練)を実施しました。夏季訓練は、各務原市消防団の全班が集まり実施する大規模な訓練です。
今回の訓練内容(那加地区)としては、水利が近くに無い大規模火災を想定した消火活動訓練で、各務原市総合運動公園の広さを利用し、自然水利(新境川)から複数台の小型ポンプで中継する長距離送水(約1500m)を実施しました。
複数台の小型ポンプを用いた中継は、担当するポンプの圧力調整をだけでなく、他のポンプの圧力調整が影響を及ぼすため、各担当がうまく調整する必要があります。過去には、上流側ポンプに過度の圧力で送られポンプが破損した経験もあります。
今回の訓練では、各担当の息が合い、安定した圧力での中継ができました。
今回の訓練で想定したような大規模火災は起きないことが一番ですが、万一発生した際のために訓練を行い、備えておくことが重要と考えます。

各務原市総合運動公園は昨年度リニューアルし、野球場2面、サッカー場1面、陸上競技場などがあり、非常に広いです。(写真の奥のほうに担当場所へ移動する消防車両が小さく写っています)
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中継具合が伝わりにくいですが、長距離送水訓練の様子。
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一番水利側では多数放水中。
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